2014
02.10

外の空気

Category: 未分類
夫婦で出掛けて、写真を撮るのが楽しみになったのは、いつからだろう。

うつの初めの頃は、外が怖くて薄暗い部屋でこもっていると落ち着いていた。
カーテンや障子を開けて、日差しを見るのが嫌だったなぁ。

一人だと怖くて、玄関で靴が履けない、ドアを開けられない。
やっと外に出ても、心臓がドキドキしてきて足が震えてくる。
これでは無理だと引き返す。
今では、あれは一体何だったんだろうって思うけど、分からない。

今は週に2回の買い物で、1週間を過ごしている。
けど、あの頃は買い物はどうしていたんだろう。
思い出そうとしても、思い出せないよ。

夫さん、仕事で帰りは毎晩10時過ぎだった。
疲れているだろうに、日曜日になると私を外に連れ出していた。

「また、ずっと家に引きこもってたんだろう。それじゃ駄目だ。
 外の空気を吸って、気持ちを入れ替えないと。出掛けるぞ」
半強制的に車に乗せられて、外に出ていた。

その気持ちは嬉しかったけど、当時の私にはきつかったな。
外の景色を見ても、気分転換にはならなかったもんね。
ただただ、疲れるだけだった。

今みたいに写真を撮りに行くではなくて、日帰り温泉がほとんどだった。
ここは田舎なので、結構な数の温泉があるんだよね。
ただ温泉に行っても、入浴せずに脱衣場で時間を潰すだけという日もあったよ。

根気強く、外に連れ出してくれる日曜日が続いた。
そのうちに、外に出る事に慣れてくるようになった。

ある日「そうだ、花を見に行こう。母ちゃんは花が好きだろう」
うつ前は庭いっぱいに花を育てて喜んでいたのを見ているからだろう。
久しぶりに花を見て、可愛い、綺麗と思えたんだよね。
今の楽しみのきっかけを作ってもらった日だ。

良く分からないけど、確かに引きこもってばかりでは良くないような気がする。
ベランダや庭に出て、外の空気を吸うのは必要かもしれないよ。
太陽が暖かい、風が冷たいって感じるだけでいいのかもだ。

写真を載せているのは、外に出掛けられない方達に季節を感じてもらえたらと思うからだ。
下手な景色や花の写真でも、気分転換になったらと思う。
以前の私がそうだったように、外に出るきっかけになればいいな。

私の思い上がり、余計なお節介だったらごめんなさい。

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